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Posted by TI-DA at

2010年10月25日

【第11回】10月17日川崎先生の稽古

前回は持田先生が体調を崩し、急遽川崎先生が来てくださいました。
というわけで、10月は川崎先生の指導が続きました。

今日から第2のポジションを使って実際に曲を弾く練習です。
その前に、まずは今までやった曲を復習します。安波節、渡りぞう、早口説、秋の踊り、安里屋ゆんた。
みんな必死に弾いています。気をぬくと、すぐにどこだかわからなくなるからです。
稽古と関係ないけど、みんなの姿を後ろから見たら、Tシャツの文字がニコニコ
三線とか

海人とか


さて、一通り復習をしたら、いよいよ第2のポジションの練習です。
曲は「武富節」。この曲は、厚木と狛江の琉球舞踊のクラスで今稽古している「貫花」の前半の曲で、「貫花」の後半は「南嶽説」になります。
 ⇒厚木ダンスフェスティバルで「貫花」を踊った写真
いよいよ練習が始まりましたが、左手の位置が違うだけでなく、初めての弾き方が出てきました。
まず、「打(うち)」。今までの弾き方は、左手で絃を押さえ、右手のバチを上から振り下ろす感じで音を出しましたが、この「打」は、左手の指で絃を押さえて音を出します。そっと押さえても音は出ません。少し高い位置から勢いをつけて弦を押さえることによって音を出します。
次に「掛(かけ)」。右手のバチを振り下ろしたあと、それを持ち上げるようにして絃を引っ掛けて音を出します。

今まで練習してきた曲とはかなり違って、とても難しい。これを弾きながら歌うには相当時間がかかりそうです。がーん


歌詞はこんな感じ。※()の中は工工四に書いてあった読み方です。
「貫花」
でちやう おしつれてあたり花もりが 花や露かめてもりやならぬ

(ディチャヨ ウシチリティアタヰバナムヰガ ハナヤチユカミティムヰヤナラン)
白瀬走川に流れゆる桜 すくて思里にぬきやりはけら
(シラシハイカワニナガリユルサクラ スクティウミサトゥニヌチャヰハキラ)
赤糸貫花や里にうちはけて 白糸貫花やゆゐれわらべ
(アカチュヌチバナヤサトゥニウチハキティ シルチュヌチバナヤユヰリワラビ)

弾いたら歌えないし、歌おうとすると手が追いつかないし。。。ぐすん
やはりそんなに生易しいもんじゃありませんでした。。。でも頑張る。。。  


Posted by はいさい狛江 at 18:10Comments(1)稽古の様子

2010年10月11日

早稲田大学沖縄学の講座で亘先生の講義を聞きました

早稲田大学の8号館で、毎週金曜日の夜「沖縄学」のオープン講座が開かれています。

10月8日は我らが新城亘先生が講師を務めるということで、早めに仕事を切り上げて出かけました。

本日のタイトルは
「琉球弧の音楽概説──奄美・沖縄・先島の唄を聴く  沖縄県立芸術大 非常勤講師 新城亘」

三線の歴史、古典音楽の歴史、そして民謡の説明と続きます。
民謡については、沖縄本島と八重山、宮古の民謡の違い、またそれだけでなく奄美大島、徳之島、沖永良までを含めた音楽の違いを、実際の演奏を交えて説明をしてくださいました。

奄美大島と徳之島の民謡の演奏は持田先生が担当されました。いつも稽古で使っている撥と違って、竹串のようなバチを使います。
発声方法も独特で、以前たきどぅんでライブをやった、あまみのゆきへい君の歌を思い出しました。

 ⇒ あまみのユキヘィくんのライブの記事

でも、沖永良部島の民謡は沖縄に近いのです。それは薩摩から遠くて、支配の力が届かなかったからなのだそうです。
島ごとに文化の違いがあるのには、そういった歴史が影響を与えているんですね。知らない事がたくさんあります。

写真は、古典「かぎやで風節」を演奏する新城亘先生と持田明美先生です。


「かぎやで風」とかいて「かじゃで風」と読みます。と新城先生。
でも、もっと細かくいうと「で」も「でぃ」みたいな発音なんですよね。

同じように三線を勉強していても、ヤマトンチュの歌は何か違うとよく言われますが、微妙な発音の違いを覚えないと、沖縄の歌は歌えないのかもしれませんね。三線を弾くより、歌う方が難しい気がします。

皆さん、ぜひ、沖縄語の勉強会ものぞいてください。
 ⇒ 喜多見で沖縄語を話す会のブログ



  


Posted by はいさい狛江 at 21:42Comments(2)TOPICS

2010年10月10日

【第10回】10月6日持田先生の稽古

タイトルに「持田先生の稽古」とありますが、実は持田先生が熱を出されて、急遽、川崎先生が変わりに来てくださいました。

季節の変わり目で、急に寒くなったり、また暑さが戻ってきたりです。みなさんも、充分に気をつけてください。

稽古は狛江中央公民館の料理実習室で行われました。
川崎先生の指導は久しぶり。ですので、徹底的に復習をしました。
安波節、渡りゾウ、早口説、秋の踊り、安里屋ゆんた。
そして今日のポイントは第2のポジション。
今まで練習をしてきた曲は、常に左手を棹の一番上の位置においていましたが、それを少し胴の方に移した位置におきます。中指で押さえていた女絃の六を、第二のポジションでは人差し指で押さえることになります。

第一のポジション


第二のポジション(人差し指で「六」を抑えます)


ちなみに沖縄語では中指を「なかいーび」、人差し指を「さしいーび」と言います。
8月の喜多見で沖縄語を話す会でお勉強しました。
 ⇒ 8月20日喜多見で沖縄語を話す会

次回はこの第2のポジションを使って弾く「竹富節」を稽古します。
「竹富節」は、6月15日に行われた沖縄経営者協会・関東沖縄IT協議会合同懇親会で持田先生の地謡で宇夫方が踊った「貫花」で使われている歌です。貫花では、この「竹富節」の後に「南嶽節」が歌われます。

次回17日が楽しみです。
  


Posted by はいさい狛江 at 23:57Comments(0)稽古の様子

2010年10月04日

イベントのお知らせ

水曜日の稽古を担当してくださっている持田明美先生から連絡を頂きました。
先生が所属するシーサーズのライブのお知らせです。


10月5日(火)シーサーズのライブが横浜でありますので、もしお時間ある方いらしたらぜひとも足をお運びいただきたくお願いいたします。
場所/横浜サムズアップ Thumbs up
電話 045-314-8705
   横浜駅西口から徒歩5分
予約2000円 当日2500円 drink別
19時開場 20時スタート
出演/シーサーズ
   リグレッツ
   山下由 with杉山武、後藤勇、美尾洋乃

  ⇒ シーサーズをチラッと見る 


  


Posted by はいさい狛江 at 07:24Comments(0)講師の先生

2010年10月04日

10月の稽古日です

すっかり秋になりました。皆さん風邪など引いていませんか?

急に涼しくなったので、体調を崩さないように気をつけてくださいね。

さて、9月の日曜日は12日に新城亘先生の指導で稽古しましたが、その後ちょっと間が空きましたので、改めて今月の稽古日を確認してください。

10月6日(水)19:00~21:00 狛江中央公民館 料理実習室 持田先生
10月17日(日) 13:15~15:15 狛江中央公民館 視聴覚室 川崎先生

皆さんの参加をお待ちしていま~す!  


Posted by はいさい狛江 at 07:08Comments(1)日程等連絡